みなさんこんにちは、長坂です。
早いものでこのブログも363万人に読まれるようになりました。↑トップ要チェック。
まあ、きっとバグなんでしょうが。
数集めフェチとしてはたまらないところです。
数集めと言えば、ふとしたところで起業塾の花見企画が持ち上がっていまして。
とある公園でやろうと言う話になっているのですが。
「公園占領したい」
そんなことを思ったりします。
ああ、数集めフェチ。
そういえば、昨日今日の朝ビズのテーマは「リーンスタートアップ」でした。
一時期日本で流行りましたね。
リーンスタートアップを一言で言うと、
「費用をできるだけかけないでとりあえずやってみる」
そんな感じです。
なんとざっくりな表現。
一応元経営コンサルタントですがなにか。
私的には、特に新しい考え方でもないような気がするのですが、結構話題になっていたので、セミナーとして取り上げてみました。
もう一つの取り上げた理由は、世の中的にこの「とりあえずやってみる」というのが意外とハードルになる人が多いようにも思うから。
「これ面白そうだな」
↓
綿密な事業計画書を時間をかけて立てる
↓
ビジネスを開始するまでに時間をかけて準備する(資金調達にしろシステムにしろ)
↓
スタートする
一般的に言われるビジネス開始のステップ。
起業に限らず、企業でもそうだと思います。
いや、特に企業ではその傾向が強いかもしれません。
「とりあえずやってみま〜す」
これが通用するのはアリスカンパニーぐらいかと。
ちなみに私はそんなノリで「とある企業」に入ったらものすごいパワハラにあいました。
実は、上記のステップはまだいいんです。
「こんなことしたいな」
↓
時間をかけてビジネスプランを作る
↓
実現するためには費用と時間がかかることがわかる
↓
実現しない
実にもったいない。
最近の起業塾の傾向としては、ある程度のビジネスコンセプトが出来てきたら、「まずは何かを始めてテストマーケティングをする」ことを重要視しています。
特にIT系のサービスの場合、「これ面白そう」と思ってから3カ月もたつと陳腐化してしまうケースがあります。もしくはどこかが同様のビジネスをサービスインしてしまう。
「やせたときの記念にあのラーメンを食べるぞ!」と思ってがんばってがんばってダイエットして成功した時にはそのラーメン屋が閉店していたってぐらいショックなもんです。
「とりあえずやってみる」といいもう一つの理由は、ほとんどのケースでは、開始前に立てたビジネスプランは修正が必要になるので、早い段階でそれに気づいた方が結局は効率的。
ターゲット、サービス内容、価格等々。
始めてみたら想定と違うことが起きるほうが多い。
フタを開けてみなければ分からない。
誤解してほしくないのは、ただやってみればいいということを言っているのではありません。
リーンスタートアップの最大の課題は、「小さいことから始めて修正をしているうちに、そもそもの「軸」がぶれてしまいがち」というところ。
要は、そもそも何のために始めたのか分からなくなってしまうということ。
理念、ビジョン、コンセプト。
この3つは必須です。その前提での「とりあえずやってみる」。
これはビジネスに限らないかもしれませんね。
プライベートでもそう。
考えすぎて行動できないなら、「とりあえず動いてみる」。
考えたってどうなるかわからなくて動かないなら、動いたほうが何かが変わる。
動かず何も起こらなければ修正すらできない。
そもそも自分にとって大切なものが何かさえ分かったら、「とりあえずやってみる」。
そんな感じで日常をすごしてみてはいかが。
読んでくれてありがとう。